【読書記録】『みんなが書き手になる時代の あたらしい文章入門』著古賀史健
『頭の中を言語化できない』と悩んでいる人へ
実は先日、私はなにおれさんのVoicyで、こんなコメントをしました
『お悩みにあった本を紹介します』という企画に私が参加させてもらったというわけですね
そしたら・・・
なんと!私のコメントを放送内でも取り上げてくださいました
要は、私の悩みは、自分の頭の中を言語化するのが苦手というもの
この放送の中で、私の悩みに関する本を紹介してくださいました〜
なにおれさんありがとうございます〜
ちなみに、
なにおれさんのVoicyはこちらです
↓
Voicy『なにおれの生活流儀ラジオ』【平日毎朝7時に更新中】
妻と2人で月13万円で暮らしている32歳。SNS総フォロワー16万人。質素倹約でセミリタイアした私なりの暮らし方や考え方、お金のことなど独自の生活流儀を話しています。
そして、放送で紹介してくださった本がこちら
文章を書くのが苦手な私が、この本を読んで思ったこと
なにおれさんは、1時間位ですらすらと読めますよ〜とおっしゃってましたが、
私は大事だなと思うところは、メモをとり、そして咀嚼し、自分の中に入れていったせいか、読み終えるのにかなり時間がかかりました
読み終えた後の率直な感想は、読んでよかった!
今まで、文章の書き方、話し方等の本は、何冊読んできたかわからないけど、 今までで1番私に寄り添って書いてくれているなと感じられる本でした
難しい言葉を使わず、しかも具体例がわかりやすいからでしょうか?
そもそも難しい言葉があるとそこで、つっかかってしまいますし、調べないと意味がわからなくなってしまい、調べてからまた内容に戻るのは結構大変なのです
読者対象は、そんな『私』だったのでしょうね
読者目線って実際そういうことか!
改めて、著者の文章力にも脱帽しますし、この本を私に薦めてくれた
なにおれさんにも感謝したいです
本当に、ピンポイントに合っていた本でした
なにおれさんも私に寄り添ってくれていたから、私の悩みに合う本がわかったのでしょうね
本の内容がわかっても、それで終わってしまっては意味がないですよね?
実践に結びつけたいところです
すぐには、できないと思いますが、意識し練習していき、精度を少しずつ上げていきたいです
この本を読んで、その精度のあげ方を知ることができてよかったです
文章を書くことにおいて、自分が欠けていたこと
- そもそも自分の考えがわかっていない
- 事実と主張がごちゃまぜになっている
- 接続詞が使えていない
- 正しいを押し付けている
- 一方的に話している
① そもそも自分の考えがわかっていない
伝えようと思っている事や考えている事など、物事についてどのように考えているのか?頭の中で考えていても、なかなかまとまらない!なんてことありますよね?
最近、自分のその頭の中を紙に書き出していき、それを線で繋いだり、まるで囲ったり、色で分類してみたりしているのです
そうすると、考えが思いもよらない方向に進んだりすることもあるし、本当は私こうしたかったんだ!とひらめきに繋がったり、思考が整理されるのですね
伝えたいことが漠然としているだけだと、相手にももちろん伝わらないな・・・と思いました
まずは、自分の思考を整理し考えをはっきりさせてから相手に伝えるようにしたいです
② 事実と主張がごちゃまぜになっている
事実をただつらつらと書き連ねているだけの文章は面白くないと思うのです
読んでいる相手はその先にある書き手の主張が知りたいのですよね
そしたら、そこを書く必要があるというもの
と、著者もこんなニュアンスでおっしゃってました
ですが、私の場合、その事実と自分の思いがゴチャゴチャになり
自分の主張したいことをわかりにくくさせていました
これでは、主張したいことさえ自分で見えてないですね
自分の頭の中を紙に書き出してみました
事実は青、主張したい思いは赤で囲い分けて客観的に見るようにしてみました
すると、伝えたいこともわかりやすくなってきました〜
その後の文章も書きやすくなったと思います
③ 接続詞が使えていない
読んでいる相手は、書いている人の後を追いかけて読んでいることになりますが、
急に方向が変わってしまうと混乱しますよね
車を例にとると、先導車が方向指示器を出さずに曲がってしまったら、後続車は急に曲がれません
車の”方向指示器”は、 文章の”接続詞”のようなもの
これが使えないと、読み手は迷子になってしまうのです
著者が、こんな内容をおっしゃっていました
接続詞を使い、読み手が迷子にならない文章をまずは書けるようになりたいです
④ 正しいを押し付けている
正しいことを伝える事は良いんだけど、ただ正論だけを並べていても、読んでいる人にとって、自分と全く関係ないことだったり、興味のないことだと聞いてもらえないという事
まずは、自分事と思えるように話していくと良いと本にありました
そうなんだよね〜 汗
確かに言っていることはわかるんだけど、これはかなり難しいなぁと正直思っています。自分を客観視すること、相手の立場に立つこと、相手のことをよく考えないとわからないですもんね
これも練習して身につけていきたいです
⑤ 一方的に話している
著者の古賀史健さんが、さすがだなと思うのは、
読み手の私にわかるように書いているいるところです
これは、読者目線になっているということですものね
読んでいても楽しくなってきます
次は、どんなことを教えてくれるんだろう?とワクワクしてきますものね
決して上から目線ではなくて、同じ目線で具体例をあげて説明してくれています
すぐに実践にも結びつきそうです
多分、読者対象を小学生にしても、同じようにわかりやすく説明してくれるのではないか?と思うのです
一方的ではなく相手に伝わる文章を書くとは、相手がいてはじめて書けるものだと思いました
最後に
言葉って、おもしろいけど、難しい
でも、使いこなせたらどんなにおもしろいだろう?と思います
それから、
相手に話せば、全て相手は理解してくれているという大前提でいる自分が、
まず間違っているんだと
相手がわかるように話す
聞いてもらえるように話すことが必要なんだとも思います
今まで、私は上からの物言いが多かったのだろうと思います
学ばせてもらってよかったです
それから、
言葉で思いを伝えることも大事だけど、言葉だけでは伝わらないこともありますよね
音楽だったり、空気だったり、身振り手振りなんていうものもあるし、時には色々な方法を試してみるのもおもしろいのでは?と思いました
もうこれで完璧だ!と思ったら成長が止まる瞬間ですから
新しいこともどんどん試してみたいです