【読書記録】『さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる』著エックハルト・トール
奥が深い、深すぎる本
読み始めたのは、2023年3月なのでもうかれこれ、3ヶ月も経っていましたか
読んでは休みを繰り返し、やっと読み終えました
続きは気になるけど、何か読み急ぎたくなかったんですよね
だけど、一度読んだだけでは到底理解できる本ではないから、何度でも読みたい
こういう本に出会えると嬉しいものです
そもそも”さとり”ってなんだ?
さとりのこともわからないし、この本の中でいう”大いなる自分”もよくわかりません
だけど、今を生きることが”大いなる自分”なのであることはわかりました
今まで、無意識が本当の自分なのかと思っていたんです。何も考えなくても直感的にするすると進むことが自分なのかと思っていたんです。
いやいや、例えば習慣とか周りに流されてるのは内側の本来の自分ではないのですね
過去に固着したり、未来を心配したり、周りの柵に固着したり、こういうものは自分ではないのですね
あるものをそのまんま受け入れる
なるほどな・・・と思いましたよ
例えば、この紫陽花
綺麗だな〜と思って撮ってみました
この紫陽花自身は、誰かに命令されて咲いているわけでもなく、隣の紫陽花が白だから違う色に変えてみようとか周りに左右されて自分を変えているわけでもなく、のこのこ歩いてここで咲こうと場所を選んでいるわけでもありません
「ドヤ!綺麗やろ!」と自慢もしません
そんなの関係ありません
ただ、ここで咲いているだけ
それだけなのです
咲いたら散り、ただそこにあるだけ
もし、雨が降らず枯れたら枯れるだけ
刈り取られたら、刈り取られるだけ
それだけなんですけどね、意味はないんですけど、
意味はなくても良いんです。意味は自分が納得したいだけだから
抵抗をするわけでもなく、それをありのままに受け入れる
人間以外は、みんなさとっているんじゃないですかね・・・
そう思うと世の中が美しく見えるのです
木の上に、カラスが巣を作っても
「俺に陣地に勝手に巣を作るなよ」なんて怒る木なんてないですからね
エゴを主張するのは人間だけなんですよね
周りのことを気にせず、自分のことを淡々とやるだけ
これで、良いんじゃないかって思うのです
いや・・・でもね。いつもできるわけじゃないよ笑
それが、人間なんだものね
最後に
心が軽くなるというか、この本が、忘れちゃっていることを思い出させてくれましたね
そうそう、元々はですね
この本の中で紹介されていたのが、
『さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる』だったんですよね
何がどう繋がっていくのかわからない
わからないからおもしろいのですよね〜
もしかしたら、このブログを読んでくださっている方も、人生が変わるきっかけになるかもしれないですよね
世の中みんな繋がっているんですよね
もし、そんなことがあったら、コメントでおしえてくださいね