【読書記録】『人生はどこでもドア』著稲垣えみ子
この本は、稲垣えみ子さんのフランス”リヨン”での14日間の滞在記です
稲垣さんはフランス語は話せません
ちなみに英語はちょっとだけ
しかもフランスの事はあまりよくわかっていない。海外旅行も慣れているわけでは無いらしい。そんな稲垣さんがフランスでしたい事は、日本での生活をそのままやるって言う事
朝起きてヨガをして朝ごはんを食べてカフェに行って仕事をする。マルシェに行ってお買い物をしてその食材で自分でご飯を作る。日本では当たり前のような事だけれども、それを言葉も通じない、そして文化も違うフランスでやってみようっていう話
稲垣さんが目で見て感じたこと、それがそのままこちらにも伝わってくる
不安もちょっとした喜びも
うまくいけば、私までガッツポーズしたくなってくるってもんで
感じたものをそのまんまストレートに表現するのが得意なんですね
心の葛藤というか、葛藤いうイメージな程の深刻さはないけど、それをチャーミングに表現されている
そんなチャーミングな姿に引きつけられるのですね
私は海外旅行すら行ったことがありません
日本語しか話せません
だから、稲垣さんのようにフランスに行っても同じような生活ができるって言われれば、いやいやかなり難しいなぁとは思う
でもさ、これが日本の地方だったらできるんじゃないかしら?
ねっ!できるんじゃないかなー
例えば民泊みたいな感じでどこか住まわせてもらったら、そこの生活のちょっとした疑似体験ができるってわけで
例えば沖縄に移住したいと思っていたら、沖縄のそういった場所を1週間借りたりして実際に生活してみるのもいいのかなあなんて思うのです
あくまでも、観光客ではなく、
期間限定で、住んで生活するのも面白いですよね
日本でも、東京に住むのと青森の山奥に住むのとでは、やっぱり生活は全然違ったものなりますものね
でも、何がどのくらい、どんなところがどう違うのか?までは、実際に住んでみないとわからないのかも?と思うのです
季節によっても違うだろうし
稲垣さんに生活の視野をまた広げてもらったな
感謝です